株主優待は縮小、削減される可能性があります。
最終的には自己責任で判断してください。
と、堅苦しい注意書きをいれましたが、今回おススメする株主優待はなんと、1年で元が取れる?そんな可能性をもった株主優待です。
その銘柄とは、8173 上新電機。
本業は、関西メインの家電量販店です。
家電量販店の株主優待だと、ビッグカメラやヤマダ電機が有名ですが、上新電機の優待は一味違います。
なぜなら、上新電機は数少ない単元未満株に株主優待を出している企業なんです。
株券は議決権が発生する単位(現在の日本では100単位)を単元といいます。
殆どの株主優待も単元の単位で優待を区切りってますがまれに、単元以下の株券にも優待を発行している企業があります。
ただ、単元未満で株主優待を出している企業は、自社もしくは関連会社が販売している商品の割引購入権だったりと、利用しない人にはいまいちなものが多いです。
ここがおススメ 上新電機の優待の内容
上新電機の株主優待の権利月は3月末と9月末ですが、9月末だけは全株主が対象となってます。
つまり、9月の権利落ち日に1株だけ持っていれば株主優待がもらえます。
その優待の内容は、5000円分の割引券。
ざっくり説明すると、1000円ごとに1枚使える100円引券が50枚もらえます。
上新電機の株価は、2022/2/25時点の終値で2058円。直近2年でみても高値が3520円ですので、1株だけ買って優待券をもらえばその時点で、5000円分の割引券をゲット。
1株だけ買う方法
通常、株式の販売は単元ごとの販売が原則です。
ところが、ネット証券では単元未満での販売をしているところもあります。
私は、SBI証券を使ってますが、要は1株単位で株券を販売している証券会社であればどこでも構わないのです。
探し方がわからない等があるなら、SBI証券なら1株単位で買えます。とだけ言っておきます。
おススメする本当の理由。年利100%も夢じゃない。
上新電機の株主優待をそのままもらうだけだと、近くに使える店舗がないと意味ないので元を取る優待とは言えません。
そもそも、まともに使うならただの最高10%引の円引き券です。
ただ、上新電機の株主優待は、メルカリやヤフオクで売れます。
しかも、円引き券の優待にしては珍しく、額面の40~60%程度でです。
つまり、2000円~3000円程度の現金と同等のものに替えることが可能。
1年目で購入した株券のと同等がそれ以上の還元を受け、上新電機の株主優待が変更にならない限り、毎年これだけの利益を享受できます。
ぶっちゃけ、株券の購入金額と同等の額でメルカリで売れれば年利100%の株券といえます。
こんな、超高配当銘柄はめったにないです。
リスクは?
夢のような超高配当銘柄ですが、リスクがひとつ。
それは、株主優待の内容が変更になるということ。
東証の再編に伴い、株主優待を廃止、縮小する企業が増えてます。
(コロナの影響より、東証再編による株主数確保の必要性が緩和されたことが大きい)
また、業績悪化により優待自体を改悪する企業もあります。
上新電機の場合、単元未満に優待を出しているという点で、今後見直される可能性はゼロではないです。
とはいえ、1年目で元が取れるというのはメリットが大きい。
9月の権利落ち日までに改悪のIR(投資家へ企業が出す情報)が出てこなければ、年利100%を目指して購入してはいかがでしょう。
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